懇談会に参加して

投稿日時 2006-12-17 | カテゴリ: 総務部

 12月11日(月)、教育大学附属養護学校内「きりのめの家」で、行われた懇談会に参加させていただきました。テーマは『自閉症のある方の就業・地域支援について』という内容で、講師は社会福祉法人「電機神奈川福祉センター」理事長の土師修司氏でした。
 途中にはビデオを見せて頂き、その中では特例子会社で働く障害者の様子が映し出され、とても印象に残りました。特例子会社は8月現在で全国に198ヶ所あるそうですが、残念ながら大企業の多い都市圏に集中しております。しかし、特例子会社でなくとも、良く言われることですが、「企業が求める能力や人材がマッチングすれば、重度の障害者でも働ける」と、土師氏は強調されておられました。そのために保護者を含めた周囲の支援者が心がけておくべき事として①興味のあるところを伸ばして自信につなげる。②指示通りの仕事ができる(ただし、指示を出す側も本人が理解できるような指示の出し方を工夫する)。③わからない時や手伝って欲しい時に訴えることができる。④時間や約束を守る。⑤体力作り。など、小さな時から準備できることをポイントとして、あげておられました。
 また、雇用側の意識として大事な点は『障害を理解して“労働力”として雇用するためには、本人にとって働きやすく給料に見合う成果が出る環境を整える』とのお話をされておられました。もう一点は、社会に出ると様々な誘惑があること、そのために必要な『生活支援』の重要性を訴えておられました。
 障害者自立支援法では『働く』ということが大きなキーワードになっております。今後、多くの企業で障害者の雇用が進んでいくこと、そして多くの障害者が『明るく元気に働く大人』になれることを願っております。

                                                               道下 




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