第1回 学習会に参加して

投稿日時 2007-07-18 | カテゴリ: 研修部

 7月5日(木)北斗市農業振興センターにて平成19年度 第1回学習会が開かれました。
演題は「ソーシャルストーリーズ・コミック会話~実践に学ぶ」、講師は服巻智子先生でした。前年度、本会の学習会で「お母さんが書くソーシャルストーリー」を勉強させていただいていて、今年度、初めて学習する方に配慮して、簡単な復習を組み入れながらの内容でした。
 自閉症児者にとって、構造化とともに、ソーシャルストーリーズやコミック会話は、生活する為に、大きな助けになる事は、過去の服巻先生のお話から、よく理解はしていても、実践するにはとても難しく、まだまだ勉強が必要だと思っていました。
 ソーシャルストーリーズTM10.0のガイドラインを要点だけ説明していただきましたが、本が出版されているので、本の中のチェックリストに基づいて作成すると、安心です。ソーシャルストーリーズを作成する法則を勉強して、強く感じたのは、社会性の理解が弱い自閉症児者に要点をまとめて、受け入れやすい内容で伝えると言う事は、伝える側にも自覚が必要なんだと、気付かされました。普段、息子に対して、いかに余計な情報を伝え、必要な情報を伝えていないか・・・。
 「ポジティブな用語を使わないといけないけど、親はなかなか使えないのよね」と、言われて、「ホント、そうだわ」と感じてしまい、ますますソーシャルストーリーズの難しさを実感しました。でも、使えるようになって、息子も私も少しでも楽になりたいと思います。
 その点、コミック会話は使いやすいです。視覚的情報を受け入れやすい自閉症児者には、紙芝居や漫画と同様に、気軽に使えます。
 ただ、ソーシャルストーリーズやコミック会話は、服巻先生のおっしゃる通り、視覚的に受け入れやすいからこそ、受け入れた内容に本人が苦しまないよう、配慮が必要な事も忘れないようにしたいです。
 毎回、服巻先生のお話は、先生が関わってきた自閉症児者の、幸せな体験談と、悲惨な現状を例に挙げて教えて下さり、演題とは別の貴重なお話しが聞けて、いろんな意味で満足して帰宅しました。今後の学習会も楽しみにしております。

                                                       八日市 




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