◆自閉症児・者と家族の集いの場!
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TOP : 木下憲治氏の講演会に参加して
投稿者 : ゲスト 投稿日時: 2007-07-18 (1652 ヒット)

 6月18日(月)、函館市総合保健センターにて、北海道医療大学病院の准教授で日本障害者歯科学会評議委員でも在られます木下憲治氏にお越しいただき、「障害児における口腔ケアと歯科治療」という演題の講演会が開催され参加させていただきました。たくさんの資料をいただき分かりやすいお話しで、自閉症児・者の保護者に向けての内容でもあり、とても勉強になりました。
 歯磨きの順番を決めることで磨き残しを減らすと共に、安心にもつながることや、歯磨きが苦手な原因には感覚が敏感なことも多いので両手で頬を包み込むようにして慣れていくようにしてあげると良いそうです。また、心理的に拒否の場合においては、専門的立場の方々に相談することが望ましいことや、糖度の多い少ないよりも一日の間食が多いほど虫歯になりやすいことを教えていただきました。
 また歯科治療には発達年齢が関係していて、社会性の基本的習慣が2歳8ヶ月くらいであると治療に適応できうることなど、一時間半の間、私は「なるほど、そうそう」との思いでうなずきの連続でした。治療にあたっては、小児歯科的な治療が基本となりますが、TSD法、モデリング法、TEACCH法などを使い治療しているそうです。毎日の歯磨きもそうですが、歯科治療に関しても慣れることが大切だとおっしゃっていました。
 わが子は歯科医が苦手で、待合室で歯をカチカチ鳴らすほど震えています。歯の生え変わりの際、麻酔の注射をしたのが初めての治療になってしまい、また今まで虫歯がなかったものですから、怖がるのをかわいそうに思いもう何年も歯科医に行っていないのです。良いきっかけを与えていただいたと思います。まずは近々検診に行きます。また、歯磨きも工夫しながら、一人でも十分に磨き上げることが出来るようにしてあげたいと強く思いました。最近では障がいがあるため、治療が出来うるかわからないことをお伝えしても「まずは通い慣れていきましょう」と言ってくださる歯科医院が、増えていると思います。家から遠い所に通うのではなく、近くの歯科医で治療を受けられることが地域の中で生活していくことにもつながっていくと思うので、私も車で10分ほどの歯科医に連れて行っていますが、近隣の歯科医にも聞いてみようと思いました。
 どんな場所にも、当たり前に障がいのある方を目にするような世の中を願いつつ・・・。


                                                       猪口 

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研修部 : 第1回 学習会に参加して
投稿者 : ゲスト 投稿日時: 2007-07-18 (952 ヒット)

 7月5日(木)北斗市農業振興センターにて平成19年度 第1回学習会が開かれました。
演題は「ソーシャルストーリーズ・コミック会話~実践に学ぶ」、講師は服巻智子先生でした。前年度、本会の学習会で「お母さんが書くソーシャルストーリー」を勉強させていただいていて、今年度、初めて学習する方に配慮して、簡単な復習を組み入れながらの内容でした。
 自閉症児者にとって、構造化とともに、ソーシャルストーリーズやコミック会話は、生活する為に、大きな助けになる事は、過去の服巻先生のお話から、よく理解はしていても、実践するにはとても難しく、まだまだ勉強が必要だと思っていました。
 ソーシャルストーリーズTM10.0のガイドラインを要点だけ説明していただきましたが、本が出版されているので、本の中のチェックリストに基づいて作成すると、安心です。ソーシャルストーリーズを作成する法則を勉強して、強く感じたのは、社会性の理解が弱い自閉症児者に要点をまとめて、受け入れやすい内容で伝えると言う事は、伝える側にも自覚が必要なんだと、気付かされました。普段、息子に対して、いかに余計な情報を伝え、必要な情報を伝えていないか・・・。
 「ポジティブな用語を使わないといけないけど、親はなかなか使えないのよね」と、言われて、「ホント、そうだわ」と感じてしまい、ますますソーシャルストーリーズの難しさを実感しました。でも、使えるようになって、息子も私も少しでも楽になりたいと思います。
 その点、コミック会話は使いやすいです。視覚的情報を受け入れやすい自閉症児者には、紙芝居や漫画と同様に、気軽に使えます。
 ただ、ソーシャルストーリーズやコミック会話は、服巻先生のおっしゃる通り、視覚的に受け入れやすいからこそ、受け入れた内容に本人が苦しまないよう、配慮が必要な事も忘れないようにしたいです。
 毎回、服巻先生のお話は、先生が関わってきた自閉症児者の、幸せな体験談と、悲惨な現状を例に挙げて教えて下さり、演題とは別の貴重なお話しが聞けて、いろんな意味で満足して帰宅しました。今後の学習会も楽しみにしております。

                                                       八日市 

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TOP : 「自閉症」理解と支援キャンペーン・一般市民アンケート調査報告
投稿者 : ゲスト 投稿日時: 2007-05-30 (897 ヒット)

平成18年7月から、日本自閉症協会ではAC公共広告機構による「自閉症」の理解と支援キャンペーンをスタートさせ、全国123社の新聞メディアを通して、自閉症の認知と理解のための新聞広告による啓発活動を展開しております。
道南においては、北海道新聞道南版に、平成18年8月に新聞広告が掲載されたのを機に、地域における自閉症理解がどの程度進んでいるのかのアンケート調査を実施致しました。アンケート全体の報告書はすでにHPに掲載されておりますがこの度、「一般市民 アンケート調査報告書」と題し、第2弾として地域における一般市民(自閉症に仕事上で関わりがある人、ボランティアなどで関わりのある人を除き)の自閉症理解について、コンパクトな内容でまとめた報告書が完成致しました。
より読みやすい内容となっております。ぜひ、一度ご覧下さい。

一般市民アンケートはこちらから

◆ 「自閉症」理解と支援キャンペーン 一般市民アンケート調査報告書 概要 ◆

1.北海道支部 道南分会の紹介
2.アンケート調査の目的と協力機関
3.回収率・年代と性別・回答者の区分
4.一般市民の自閉症の捉え方と理解について認知と理解についての考察
5.回答者からみえてくる道南分会の現状と課題
6.AC広告の効果と期待
7.アンケートのまとめ               作成者  松倉

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TOP : 越智章仁氏ピアノリサイタル、和やかに終了いたしました
投稿者 : ゲスト 投稿日時: 2007-05-05 (1612 ヒット)

 4月21日、函館市芸術ホールにおいて『越智章仁 ピアノリサイタル』を盛大に開催いたしました。越智氏は愛知県在住のダウン症のピアニストで、現在はCD4枚をリリースし、全国各地で演奏活動をされておられます。    2006年には、カナダで開催された第9回世界ダウン症会議の開会式で演奏し、活躍するダウン症者に送られるメリットアワード賞を受賞致しました。普段当会の子ども達も、生の芸術に触れる機会がありませんので、この日を心待ちにしておりました。会場には当会の自閉症の子どもやダウン症の子どもと家族、多くの一般の方にお集まりいただきました。
 リサイタルは3部構成からなり、第1部は越智氏のオリジナルの曲の独奏で、越智氏の奏でるやさしいピアノの音色に、すぐに会場全体が引き込まれ、どの子もとてもリラックスして楽しませていただきました。第2部は函館市内在住の声楽家、石丸典子氏と越智氏のジョイントコンサート、その後は後町久子氏のピアノ伴奏によるによる石丸氏の独唱でした。今回ピアノ演奏が初めてという人も多かったと思いますが、石丸氏のメゾソプラノの独唱もはじめて耳にする子ども達も多かったと思います。きれいなのびやかな石丸氏の歌声と素敵な衣装に、目が釘付けになった子もおりました。第三部は越智氏のピアノ伴奏による「大きな古時計」を全員で合唱し、みんなの心が一つになりました。その後お母様の知子さんのお話へと続き、小さな頃の章仁さんのご様子や、どんな時に作曲されたのかなどのお話がとても興味深く、たくさんの元気と感動をいただきました。あっという間の2時間で、 越智氏の穏やかなお人柄がにじみ出た清らかなやさしい音色に、とても心が癒され素敵な時を過ごさせていただきました。
 今回のピアノリサイタルにあたり越智章仁氏、越智知子氏はもとより、賛助出演いただきました石丸典子氏、 後町久子氏、共催の北海道小鳩会函館分会様、日頃より当会の活動にご賛同いただき、リサイタルに際し協賛いただきました函館臥牛ライオンズクラブ様、多くの皆様のお力により障がいのある人もない人も、共に楽しめるピアノリサイタルが盛大に開催できましたことに心より厚くお礼申し上げます。


 

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TOP : 「自閉症」理解と支援キャンペーンによせられた声
投稿者 : ゲスト 投稿日時: 2007-04-10 (936 ヒット)

平成18年日本自閉症協会では、AC公共広告機構による「自閉症」理解と支援キャンペーンをスタートさせ、全国123社の新聞メディアを通して、自閉症の認知と理解のための新聞広告による啓発活動を展開しておりました。
道南においては、北海道新聞道南版に昨年8月末、AC広告が掲載されたのを機に、地域における自閉症理解が
どの程度進んでいるのかアンケート調査を実施し、アンケートの集計、考察結果をまとめた報告書を1月、道南分会のHP上で公開しておりました。
この度、アンケートの自由記述の部分だけをまとめ、「自閉症」理解と支援キャンペーンに寄せられた声と題しました。回答者1038人のうち、自由記述に記入して下さった方は、651人(63%)でした。
AC広告や啓発活動に関する貴重なご意見の数々をいただきましたので、報告書とあわせて、ご覧いただけますと幸いです。

⇒ 寄せられた声

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