9月15日(金)函館市亀田福祉センターにおいて、北海道渡島保健福祉事務所保健福祉部社会福祉課の上野敏哉氏、下道康平氏を講師にお迎えして「障害者自立支援法」について、学習会が行なわれました。
始めに下道さんから概要をお話していただきました。次に上野さんより北海道における障害者福祉計画の作成について、お話をしていただきました。
自立訓練事業では、訓練の支援を利用できる期間が24ヶ月・36ヶ月と限られており、一回限りの更新しか認められていない事を知りました。障害は一生続くので、その期間内の訓練では目標を達成し能力を向上させるのは、なかなか困難ではないでしょうか。
また北海道は、入所施設・入所者数が全国平均の2倍なので地域生活への移行者数の目標も全国の2倍を目指すということでした。北海道は広大である事を考えると、数多くの施設が必要になります。また道外からの入所者も多いので、地域生活に移行しにくいという実態も考慮されるべきだと思います。
従来の制度やサービスがどのように変わっていくのか、また利用料金はどうなるのかは10月から実際問題となります。今後の厳しい現実を認識する事ができて、有意義な学習会でした。
福田
『ちょっと気になる子への支援~つくしんぼ学級の実践~』
7月15日(土)北斗市追分にある社会福祉法人侑愛会 つくしんぼ学級にて、
学園長 金沢京子先生による支援者のための学習会を開催致しました。
昨年に続き2回目となる今回は、つくしんぼ学級での療育、とりわけ個別目標の観点、設定、支援とその継続や家族との連携、確認と調整、見直しについてスライドを使用しながらの講演でした。その後は、園内を自由に見学させていただきました。
休日にも関わらず多くの方にご参加頂き、有難うございました。
武士