◆自閉症児・者と家族の集いの場!
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総務部 : 第三回公開講座に参加して
投稿者 : ゲスト 投稿日時: 2007-12-18 (907 ヒット)

 公開講座への参加は4回目です。毎回、話の内容は基本的なことが多いのですが、参加するたびに勉強になることがたくさんあります。自分では分かっていたはずの事も、ついつい日々の生活の中で忘れかけていたり出来ていなかったりと痛感させられます。(反省の一言です)

 もちろん全く自閉症のことを知らない方が聞いても、理解していただけるように、先生は分かりやすくお話して下さいます。もっと多くの一般の方にも聞いて欲しい、理解して欲しいと思いました。

 またお母さんのお話では、お子さんがとても良い環境(地域・人・学校)の中で育っている様子が分かりました。また、お母さん自身がお子さんを通して出会えた人たちや、自分の子供たちにも育てられていることに感謝しているとおっしゃっていました。その前向きさは、私も見習いたいと思いました。

 しかし、このように環境に恵まれている例は、はっきり言って少ないのでとても羨ましいと思いました。どこに住んでいても、周りの理解が得られて子どもに合った教育支援が受けられることが当たり前の社会になって欲しいと思います。

 そのためにも是非、公開講座にたくさんの人が参加して下さればいいなあと願っています。    


                                              角 

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総務部 : 第四回 公開講座に参加して
投稿者 : ゲスト 投稿日時: 2007-02-23 (967 ヒット)

 1月27日、函館市総合福祉センターで第4回自閉症公開講座が行なわれました。息子に自閉症の診断がおりてから、何度か公開講座に参加していますが、そのたびに新鮮な感動があります。
 第1部では[発達障害者支援センターあおいそら]の岩田昌子氏の『自閉症児者への支援』ということで、自閉症の特徴などの説明があった後、自閉症協会作成のビデオを見せていただきました。そのあと「自閉症と私たちの違いを体験してみましょう」と、これが大変面白かったです。まず、会場の参加者の中から一人の先生が呼ばれ前に出ると、岩田氏が「ぱぴぷぺぽ」と話し掛けます。先生は何のことかわからないので黙っていると、岩田氏はあきれた表情をして「ぱぴぷぺぽ」を繰り返します。先生のほうも「ぱぴぷぺぽ」と言ってみましたが、さらにあきれた表情でため息をつき、今度はゆっく「ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽ」というので、同じように先生もゆっくり繰り返しました。それでも岩田氏は「何でわからないの?」「違う。」という表情をします。そして、今度はメモを見せました。すると先生は笑顔になり「○○です(自分の名前)。」と答えたのです。メモには「あなたの名前は?」と書いてありました。もうひとつの例では前に呼ばれた先生の目の前にビデオテープとビーズの糸通しのような作業の箱を何も言わずに置きました。「はい。」とだけ言われましたが、先生は何をしていいかわかりません。ビデオテープを手にとってみたり、糸通しをやってみようとしたりしますが、そのたびに手を止められ、「違う。」「何をしているの?」といらいらした表情をされて取り上げられます。どちらも岩田氏の演技が大変上手で、演技だとわかっていても「なんて意地悪な人なんだろう!!」「呼ばれた先生がかわいそう。」と思ってしまいます。しかしよく考えると、実は息子にとっては、この岩田氏の意地悪な(あくまで演技ですが)行動こそが毎日の自分の姿なんだと気づかされました。「自分はこんな意地悪をしていたんだ。ちゃんと本人にわかるような情報を与えず、勝手にイライラしていたんだ。」と気づかされました。私たちの情報の与え方が悪いのに、わからない相手のほうが悪いと思い込んでいたのです。自閉症の人がどんな特性があり、そのためにどのような支援をしなければいけないかを考えることの重要性を思い知らされました。
 第2部は「母たちの育児と育自」ということで、成人男性の母である渡辺さんのお話でした。息子さんの通勤で周囲の理解が得られず、残念な思いをされた話が印象的でした。参加者の中にも障害のあるお子さんを育てて苦労をされた方の発言があり、周囲の理解を得ることがどれだけ難しく、そのことによって本人や家族がどれだけ大変かということがよくわかりました。私も息子の障害がわかるまでは、さまざまな誤解や無理解に苦しめられてきましたが、今では、自閉症協会でたくさんの先輩や仲間に支えられ、とても心強いです。でもそれは、今よりも理解の少ない中で大変な思いをされてきた先輩方が、自閉症が一般に多く知られるようにと活動し続け、少しずつ理解が広がってきたおかげだと思います。これからも私たちの後に自閉症と診断される家族がたくさんいることでしょう。その家族が、つらい思いをしないようにもっともっと理解を広めるようにがんばらないといけないと思いました。いつかは自閉症児を育てていると言えば、「個性が豊かなお子さんで、面白い子育てが出来てうらやましいなぁ。」と言われるくらに、周囲の理解が広がればいいなぁ。そんな夢を持ちつつ、これからも自分の出来ることをがんばっていきたいと思う講座でした。

                                                       千葉 

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総務部 : 懇談会に参加して
投稿者 : ゲスト 投稿日時: 2006-12-17 (898 ヒット)

 12月11日(月)、教育大学附属養護学校内「きりのめの家」で、行われた懇談会に参加させていただきました。テーマは『自閉症のある方の就業・地域支援について』という内容で、講師は社会福祉法人「電機神奈川福祉センター」理事長の土師修司氏でした。
 途中にはビデオを見せて頂き、その中では特例子会社で働く障害者の様子が映し出され、とても印象に残りました。特例子会社は8月現在で全国に198ヶ所あるそうですが、残念ながら大企業の多い都市圏に集中しております。しかし、特例子会社でなくとも、良く言われることですが、「企業が求める能力や人材がマッチングすれば、重度の障害者でも働ける」と、土師氏は強調されておられました。そのために保護者を含めた周囲の支援者が心がけておくべき事として①興味のあるところを伸ばして自信につなげる。②指示通りの仕事ができる(ただし、指示を出す側も本人が理解できるような指示の出し方を工夫する)。③わからない時や手伝って欲しい時に訴えることができる。④時間や約束を守る。⑤体力作り。など、小さな時から準備できることをポイントとして、あげておられました。
 また、雇用側の意識として大事な点は『障害を理解して“労働力”として雇用するためには、本人にとって働きやすく給料に見合う成果が出る環境を整える』とのお話をされておられました。もう一点は、社会に出ると様々な誘惑があること、そのために必要な『生活支援』の重要性を訴えておられました。
 障害者自立支援法では『働く』ということが大きなキーワードになっております。今後、多くの企業で障害者の雇用が進んでいくこと、そして多くの障害者が『明るく元気に働く大人』になれることを願っております。

                                                               道下 

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総務部 : 第二回 渡邉 倫氏 学習会報告
投稿者 : ゲスト 投稿日時: 2006-10-06 (979 ヒット)

 9月28日(木)渡邉倫先生の学習会に参加しました。テーマは「学びを促す上手なかかわり」で、コミュニケーションについてのお話でした。息子とはほとんど思うようにコミュニケーションがとれず、うまくいかない毎日なので、たいへん興味深く拝聴しました。
 「コミュニケーションする力の実態把握」では、その大切さ、苦手さをどう補うか、先生の実践を混じえたお話で、資料もわかりやすく聞き入りました。
 「コミュニケーションの苦手さの影響」では、子どもの好きなこと、一日の行動を書き出し振り返る時間を設けるなど、息子と照らし合わせて理解しやすいものでした。
 コミュニケーションがうまくいかないのは、原因の探りがまだまだ足りないんだなと改めて痛感しました。これからは、今回学んだことを取り入れてやってみようと思います。
 
 ”それでも自閉症児は教育できる”という先生の言葉に、心強く励まされた学習会でした。                
                                                            木村 

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総務部 : 障害者自立支援法についての学習会に参加して
投稿者 : ゲスト 投稿日時: 2006-09-22 (901 ヒット)

9月15日(金)函館市亀田福祉センターにおいて、北海道渡島保健福祉事務所保健福祉部社会福祉課の上野敏哉氏、下道康平氏を講師にお迎えして「障害者自立支援法」について、学習会が行なわれました。
始めに下道さんから概要をお話していただきました。次に上野さんより北海道における障害者福祉計画の作成について、お話をしていただきました。
 自立訓練事業では、訓練の支援を利用できる期間が24ヶ月・36ヶ月と限られており、一回限りの更新しか認められていない事を知りました。障害は一生続くので、その期間内の訓練では目標を達成し能力を向上させるのは、なかなか困難ではないでしょうか。
 また北海道は、入所施設・入所者数が全国平均の2倍なので地域生活への移行者数の目標も全国の2倍を目指すということでした。北海道は広大である事を考えると、数多くの施設が必要になります。また道外からの入所者も多いので、地域生活に移行しにくいという実態も考慮されるべきだと思います。
 従来の制度やサービスがどのように変わっていくのか、また利用料金はどうなるのかは10月から実際問題となります。今後の厳しい現実を認識する事ができて、有意義な学習会でした。

                                                            福田 

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